7月の満月であるバックムーンとは雄鹿の角が生え変わる時期を示すネイティブアメリカンたちが名付けた満月の呼び名です。
本日2020年7月5日は満月です。今日の満月のことをバックムーンと呼ぶのですがなぜバックムーンなのか?名前の意味や何時から見れるのか気になりますよね。
バックムーンの名前の由来や見える方角などを知ることで話のネタになり家族との会話や朝礼での一言、リモート飲み会での盛り上がるネタに使えます。
このコンテンツでは7月の満月バックムーンが本日の何時から見れるのか?呼び名の意味や由来について理解できます。
目次
2020年7月5日のバックムーンは何時から?
7月5日の満月であるバックムーンが何時から見れるのかということが最も気になると思いますが夜空に月が昇る時間は以下の通りです。
本日の満月が昇り始める時間は午後19時14分頃に月が夜空に昇り始めます。
夜の19時14分頃から昇り始めた月は翌日の朝方4時8分頃に沈むまではほぼ満月を観察することが可能です。
なぜほぼ満月なのかといえば満100%の満月は夜ではなく日本では昼間になっているためみることができません。
日本の上空に満月が昇り始める時間帯には少し小さくなっていますが見た目はほぼ満月と言えます。
★ ポイント
7月5日の満月が観察できる時間は午後7時14分頃から翌日の朝4時8分頃までです。
バックムーンが見れる方角は東南東から
7月5日の満月バックムーンを観察する場合にどの方角に見れるのかと言えば午後19時14分の時点では東南東から月は昇ります。
夜空の上に登ってしまえばどの方角でも観察できますが昇り始めるのは東南東から昇り始めて翌日の朝方には逆の西南西の空へ沈んでいきます。
この間であればバックムーンを観察することが可能です。
★ ポイント
7月5日の満月であるバックムーンは東南東から昇り西南西に沈む。
2020年7月5日の天気はよくない
残念なことが1つだけあります。それは全国的に7月5日は天気が悪いことです。雨や曇りで夜空を見上げても満月は観察できる場所が少ないです。
気象庁の天気予報では本日の天気は北海道と沖縄を除いて雨模様や曇りの地域が多くバックムーンの観察ができる場所も限られてしまいます。
せっかくの満月も見れそうにありませんがもし雲の晴れ間からバックムーンを観察ればラッキーですよね。
バックムーンとは雄鹿月の意味だけど名前の由来は?
7月の満月をなぜバックムーンと呼ぶのかは冒頭でも申し上げたようにネイティブアメリカンたちが名付けた季節にちなんだ満月の呼び名です。
バックムーンとはアメリカでは雄鹿の角が生え変わる時期であるため、その時期を表す意味で雄鹿月と読んで季節を表していたそうです。
雄鹿の角が生え変わる時期に見られる満月だから雄鹿月(バックムーン)と呼ばれるようになったのが名前の由来です。
日本では春先から角が雄鹿の角が生え始めて9月頃に完成するというサイクルですがアメリカでは7月頃が最も生え変わりの時期に適しているのか7月の満月を雄鹿月と呼びます。
★ ポイント
バックムーンの名前の由来は7月に雄の鹿の角が生え変わる時期が名前の由来です。
2020年のバックムーンの特徴は半影食
半影食って何?
月の一部または全部が半影だけに入った状態。半影は薄い影なので、目で見ただけでは月が欠けているかどうか、はっきりとはわかりません。
国立天文台から
2020年7月5日の満月であるバックムーンの特徴は月食だということですがこれは国立天文台の説明では半影食言って月が半影に入った状態だということです。
半影は薄い影なので見た目ではわからないということなので月食のように月が欠けては見えません。満月を観察するには何ら問題はなさそうです。
月の月食とは
今回のバックムーンは半影食ですが月食には半影食と本影食があります。今回の半影食はほぼ問題なく満月が観察できますが本影食だとどうなるのか気になりますよね。
そこで参考に’国立天文台の月食とは何かがわかる動画がわかりやすいので気になる方はどうぞ
バックムーンまとめ
7月の満月であるバックムーンとはネイティブアメリカンたちが季節を表す呼び名として名付けていた満月の名前です。
昔の人は今のように情報が少なく時間や季節などを自然を通して感じていたということです。
その中でも満月の名前で季節がわかり生活に必要な農作物や収穫の目安にしていたのですね。
ネイティブアメリカンだけではなく世界各国に満月の名前は存在します。それぞれの国で季節や物事などの意味があり指標とされてきました。
現在では昔の人のおかげでいろんなものが便利にわかる時代です。先人たちに感謝していろんな意味を知るのに良い機会になるのではないでしょうか?
また他にも満月の呼び名はたくさんあります。他の満月の呼び名を知りたい方は下記のリンクからそれぞれの満月の呼び名の意味が分かりますのでどうぞ。