6月の満月の名前がストロベリームーンと言うことを知ったら次に気になるのは名前の由来や意味が気になりますよね。
ストロベリーの色でもないのになぜストロベリームーンと言うのかがわからなければスッキリしないと言うあなたに詳しく解説します。
この記事はストロベリームーンの名前の由来が何か気になるあなたにわかりやすく解説した記事です。
目次
なぜ6月の満月はストロベリームーンって言うの?
ストロベリームーンの名前は色がストロベリーや赤いからではなく元々はアメリカの先住民であるネイティブアメリカンたちが季節ごとに名付けた満月の名前から来ています。
ネイティブアメリカンたちは毎月訪れる満月を季節ごとにわかりやすいように名付けていました。
6月の満月であるストロベリームーンはイチゴの収穫時期の満月であるためイチゴであるストロベリーから名付けられました。
アメリカでは6月にイチゴの収穫時期が訪れるためイチゴの収穫時期の満月の名前をストロベリームーンと呼びました。
後にこの呼び名が世界的に広がり日本でも6月の満月のことをストロベリームーンと呼ぶようになったのです。
このようにストロベリームーンとは月の色とは関係なくネイティブアメリカンたちの満月に呼び名をつける風習が名前の由来なのです。
ストロベリームーンは世界でも同じ呼び名なの?
ストロベリームーンと言う満月の呼び名はアメリカを中心に広がりましたがヨーロッパでは別の呼び名があります。
それはハニームーンやミードムーンなどと呼ばれ蜂蜜に関連する呼び名がついています。
国によって呼び名に違いがありますがやはりそれぞれの地域の季節に関連するものが名前として名付けられているようです。
昔の人たちは季節を表す意味を込めて満月に名前をつけて親しみを持って呼んでいたと言うことですね。
日本ではネイティブアメリカンたちが名付けた満月の名前を呼ぶようになったのは2010年頃からであり最近では満月の名前と言えばよく呼ばれるようになっています。
ストロベリームーンの発祥の地はアメリカのどこ?
ネイティブアメリカンと言っても広大なアメリカでもどこが発祥の地かと言えばアメリカの五大湖の西側に住むオジブワ族が元々の発祥の地だと言われています。
オブジワ族は森林地帯を主な生活圏としているため野生に生息する木の実や種子を採取して生活して来ましたが、時期的に採取できるものを月の呼び名にして季節を感じて来たのでしょう。
その中で6月にイチゴが採取できることからストロベリームーンと言う月の呼び名をつけたと言われています。
はるか昔に名付けた月の名前が現代でも、それも他の国にも広がっているとはネイティブアメリカンたちも予想外ですよね。
ストロベリームーンの異名とは何?
ストロベリームーンには異名があります。その異名とは「恋を叶えてくれる月」と言うそうです。
この異名通りに好きな人と一緒にストロベリームーンを見れば結ばれると言う言い伝えがいつしか広まり「恋を叶えてくれる月」と言う異名で呼ばれるようになったようです。
いずれにしても満月の名前としてはストロベリームーンと言う名前は恋も叶えてくれそうな名前ですよね。
ストロベリームーン の名前の由来がわかり実際に見たくなったらいつ見れるのかが気になります。ストロベリームーン がいつ見れるのかは下記の記事からどうぞ。
まとめ
6月の満月をストロベリームーンと呼ぶようになったネイティブアメリカンたちはどんな思いで名付けたのでしょうか?
6月のイチゴの収穫時期が名前の由来ですが現代と違って情報が少ない当時の人たちはどのような思いでストロベリームーンを眺めていたのでしょうか?
昔も今もきっとストロベリームーンは同じです。
6月に観測できるストロベリームーンを見るときはそんな昔の人の思いも感じながら夜空を見上げて見てはいかがでしょう?