コンパスアプリに入っていたiPhoneの水準器がなくなった!という声をたまに聞きますのでどこにあるのかご案内します。
水準器はiOS12(2018年9月18日〜)にアップデートされてから今までのコンパスから計測アプリに移動しました。なくなった訳ではなく移動しているのです。ただしiPhone6S以降の「ARkit2対応機種」で使用可能です。
iPhoneのARカメラを使用する計測アプリに移動しただけなのでいままで通り使えます。
目次
水準器がある計測アプリとは
計測アプリとはどんなものでしょう!
まずは下記のiPhoneスクショ画像を見てみましょう。「画像のiPhoneはツール内(赤枠)にアプリをまとめていますが、その中に計測アプリを入れています。」
このアプリをタップすると計測アプリが開きます。開くと下のスクショのようになります。
計測アプリを開くと左側に「計測」、右側に「水準器」が表示されています。下のスクショ画像ではそれぞれのアプリを開いている画像です。左に水準器、右に計測の画像を記載しています。
これで水準器は見つかります。今まで通り水準器を使うことが可能です。たまにしか使わない場合はコンパスを開くとなかった!なんてことがあると思いますが移動しているだけなので今まで通りに使えます。
計測アプリとはARカメラで長さを計測するアプリ
計測アプリとはモノの長さを測るアプリです。近くにあるモノをiPhoneで計測出来ます。つまりiPhoneだけで目の前にあるモノの長さを測り、そのまま水準器で傾きも見ることが可能になったのです。
計測アプリは定規がなくても、おおよその長さを測る場合に重宝します。そして水準器を使えば傾きもそのまま調べることが可能です。
計測アプリが使えない機種もあるためどんな機種が使えるのか下記の表でまとめています。自分のiPhoneが対応していれば使えます。
ARkit2対応(計測アプリが使える機種) | |
iPhone Xs | ◯ |
iPhone Xs Max | ◯ |
iPhone XR | ◯ |
iPhone X | ◯ |
iPhone 8 | ◯ |
iPhone 8 Plus | ◯ |
iPhone 7 | ◯ |
iPhone 7 Plus | ◯ |
iPhone 6s | ◯ |
iPhone 6sPlus | ◯ |
iPhone SE | ◯ |
iPhone 6 | 非対応 |
iPhone 6Plus | 非対応 |
iPhone 5s | 非対応 |
水準器は今まで通り快適に使える
やっと水準器までたどり着きました。iOS12になってしばらく水準器を使っていない方で久しぶりにコンパスを開いたけどなかった。という方は水準器の場所はわかっていただけたかと思います。
水準器の場所がわかればあとは使うだけですが、久しぶりなので使い方はどうするんだっけ?という方もいるのではないでしょうか?
まずはアプリを開きましょう。開くと下記のような画像が表示されます。
あとは傾きを調べれば大丈夫です。使い方は簡単です。傾きを測りたいものの上にiPhoneを置いて角度が[ 0°]になれば水平です。[ 0°]になれば画面がグリーンに変わります。
3Dタッチ機能が搭載されたiPhoneであれば「カチッ」と振動でも教えてくれます。
まとめ
iPhoneの水準器は無事に見つかりましたか?なくなった訳ではないのでホッとされた方もいるのではないでしょうか?水準器はコンパスアプリから計測アプリに移動しているため今まで通り使えます。
しかしiPhone6s以前の機種では今まで通りコンパスアプリ内にありますので機種によってコンパスに水準器が入っているのか、計測に水準器が入っているのかが違うということになります。
どの機種に入っているかは上の表を参考にして下さい。それでは快適にiPhoneを使って行きましょう!
計測アプリのアップル公式サポートはこちらからも確認できます。